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【知る】「希少な蜂蜜」マヌカハニーで免疫強化!

AOTEAマヌカハニー

マヌカハニーのブーム

「マヌカハニー」と聞けば、「あぁ、知ってる。一時ブームになってよく食べたあの蜂蜜、もうずっと前に食べるのをやめたけど。」という方も少なくないと思います。

ブームの経緯を思い返します。

マヌカハニー第一次ブーム

2015年半ばぐらいから、テニス界絶対王者「ノバク・ジョコビッチ」の「ジョコビッチの生まれ変わる食事」にマヌカハニーが取り上げられたことが発端だったと思います。

この本で特に話題となったのは、「グルテンフリー」「マヌカハニー」。
ジョコビッチは、このマヌカハニーを毎朝スプーン1杯、試合中にも食べることがあるほど、好んでいたようです。

その際に、多くの人がアレルギーを含めた食事の重要性を改めて理解、同時にマヌカハニーに関心を寄せたと思います。

マヌカハニー第二次ブーム

次に現在、2020年初めより第二次ブームが来ています。
それは、新型コロナウイルスが発生したことにより、除菌・殺菌・免疫強化に関心が寄せられたことからです。

マヌカハニーとは?

マヌカというのはニュージーランドの先住民族マオリの言葉で、ギョリュウバイ(New Zealand teatree)を言います。ニュージーランドとオーストラリア南東部原産の常緑低木。
マヌカハニーは、このマヌカの木に咲く花の蜜を吸ったミツバチから採取した蜂蜜です。

現地では、優れた効果により万能薬として使われており、現地の人は傷口に塗ることもあるといいます。

マヌカハニーの効果は?

マヌカハニーは強い殺菌効果が認められおり、抗菌作用(ピロリ菌抑制)、風邪やインフルエンザ予防、喉の痛み、等に効果があるとの研究結果があります。

マヌカハニーには、ハチミツ特有の通常の殺菌成分グルコン酸に加え「メチルグルオキサール(MGO)」という独自の殺菌成分が多く含まれていることがその理由です。

メチルグリオキサールとクレアチンにより生成される物質(N-(4-methyl-5-oxo-1-imidazolin-2-yl)sarcosine)が人の尿から検出されており、体内でメチルグリオキサールが生成していると示唆される、とのことです。(wikipediaより)

マヌカハニーの使い方は?

【healthy編】

  • ピロリ菌などの胃腸疾患の改善
  • 腸内環境改善(悪玉菌を殺菌)
  • 口内環境改善(抗菌作用による虫歯・歯周病対策)
  • のど、咳の痛みを抑える(抗菌作用と栄養成分)
  • 鼻の粘膜のケアに(保水作用、粘膜の回復)
  • 風邪予防に(抗菌作用)

【beauty編】

  • リップクリーム(傷口の回復作用)
  • お風呂でボディケア(保湿効果)
  • 歯磨き(抗菌作用と口臭ケア)
  • フェイシャルパック(保水作用)

マヌカハニーのブランドマーク

マヌカハニーを買いに行くと、いくつかのブランドマークと数値があり、値段もかなり違い悩んで経験がある方も少なくないと思います。
そこで、代表的なブランドについて記します。
このブランドマークは、ニュージーランドが偽物や低品質の粗悪品の流通を防止するために作った規格であり、検査機関による厳しい品質管理がされているものです。

私たち消費者はこの規格により安心して購入することができます。

UMF (Unique Manuka Facter)

UMF表記の数値は医療等で使用される消毒液「フェノール液」と殺菌力を比較、高いほど殺菌力が強いことを示しています。
UMF数値、の数値が5+であればフェノール液5%相当、という意味となります。

MGO(Methyl Gly Oxal)

メチルグルオキサール(MGO)含有量を記した規格。マヌカハニー1kgの含有量を数値で示しており、100㎎であればMGO100+となります。

UMFとMGOの対比

おおよその基準は、UMF5+とMGO100+は普段使い、UMF10+とMGO300+は胃腸の弱い方・免疫力を高めたい方、UMF15+とMGO500+はピロリ菌除去・外用薬として使用、が目安となります。

マヌカハニーの選び方に悩んだ場合

マヌカハニーを選ぶ際には、厳格な品質管理されたUMFとMGOの表記により選べば間違いないです。また、数値は上述の通り、普段使いなのか免疫強化レベルなのか更なるピロリ菌除去レベルなのかと、殺菌力のレベルで選ぶこととなります。

そこで、弊社がおススメするのは、免疫強化が必要なこの時期には殺菌力の高いレベルを選ぶこと、また、マヌカの天然成分を維持するために、加熱処理などの不必要な処理は行なっていない商品です。(注意点:1歳未満の乳児には与えないで下さい。)

 

(参考:一般社団法人アジアJAPANマヌカ協会)

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